#止まることのない少子化(その6)

女性(お母さん)が小さい子どもを育てるのは大変な事なんですよ~

女性は子供を出産する時に仕事をいったん辞めてしまうことが多いんですと説明しましたね。それは多くの理由があります。前の回で触れましたが多くのきちんとした企業は認めていますが、どんな企業でも育児休暇を認めているわけではないということと、政府も最近は保育園、認定こども園などを増やして保育には力を入れてきてはくれていますが、まだまだ例えば0~2歳児の多くの幼児が園に入れず、従ってお母さんは子どもを預けて仕事に就くことがあまりできていない状況です。

一時、幼児が保育園に入れない「待機児童」という問題もありましたよね。政府の支援で改善には向かったんですが、まだまだ場所によっては、或いは幼児の歳によっては完全ではありません。

日本の場合は欧米の国と比べて、男性(夫)が育児に協力する割合がとても少ないのですね。ヨーロッパでは、例えばフランスやスウエーデンなどでは男性が積極的に育児を行っている国が多いということです。日本では、男性に対しての育児休暇制度が遅れていて、企業によっては進んでいるところもあるのでしょうが、一般的には殆どの場合、育児休暇が取れていなくて、女性との保育の分担ということができていないのが現実ですね。

その分、保育の負担が女性にかたよっているので、結果、女性は会社を辞めるケースが多くなっていて、また育児後に働けることができる時期になっても、元の職場ではない違う職場でしかも正社員ではなくて、派遣社員とかパートとかアルバイトなどの非正規社員になってしまうことが多いんですよ~。
それも大きな問題ですね。

 非正規で働いています

次の7回に行きますね。

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