#止まることのない少子化(その7)

平成という時代が始まってすぐに超好景気であるバブル景気がはじけて不況が始まったという話をしましたね。それから後に学校を卒業して就職した人たちにとっては大変な時代になってしまったんですよ、ホントに。卒業はしたけれど,どうなってるの―ってやつですね‼

会社によっては、それから何年間も新しい従業員を採用しなかったり、採用をしてもほんのわずかな人数しか採用しなかったりした時期だったんです。厳しくて、恵まれない時代だったんですよ。またそのころに新規採用者の給与のレベルは下がり、その影響は今もまだまだ続いていると思われます。バブルがはじけてから学校を卒業された方は結構多くの人が大変な苦労をされたと思います。

また、そのころ流行り出したのが「派遣労働者」という言葉です。正規に採用した社員ではなく、派遣会社を通して「派遣」という形で企業が人を受け入れる制度です。いわゆる「#非正規社員」という待遇で、いろいろ弊害があります。
いつまでという期間を決められた働き方であって、給料も正規社員よりも安く、ボーナスなども普通はありません。非常に不安定な立場ですが企業側にとっては景気が良くない時代に人件費の負担を抑える便利な手段となってしまったんですね。新規卒業者でもやむなく派遣という道を選ばれた方はたくさんいると思います。一旦、派遣になるとなかなか正社員になれない制度です。辛いですよね~

現在でも、派遣社員に契約社員(期間を限定された社員)、パート、アルバイトを加えた社員を『非正規社員」と言いますが、全労働者の中でのその人数比率は40%近くに達しています。給料も安く、ボーナス・退職金もなく、福利厚生もほとんどないというのが実態です。

    はぁ?

前の回で#少子化の要因として女性に掛かりすぎる#保育負担の問題を挙げましたが、この「非正規社員」の増大も少子化の一因になっているんですよ。

8回目に続きます。

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