#止まることのない少子化(その5)

どうして生まれてくる子が少なくなったんだろう

以前は「お見合い」という言葉がよく使われていて、「恋愛」で結婚するか「お見合い」で結婚するかというようなことを言っていた時代だったんですよね。
そのころは大抵、お父さんが仕事に出たり自営で働いたりして、お母さんは専業主婦で家を守っていたというのがよく見かけられた風景だったんですね。

だんだん時代も変わってきて、女性も学校を出て社会に出ることが一般的になると「自立」ということが進んできて、かつてのように早くに結婚をして家に入るということが減ってきたようですね。
ただ、仕事をし続けながら結婚する人もいれば、そのまま自立して暮らす人も出てきました。いづれにしても結婚する年齢は前より遅れてきたり、結婚をしないという選択の女性も増えてきているわけですね。

        
       自立してますよー

外国などでは仕事をして結婚する女性は子供ができても、そのままその職場から離れず、出産後にはその職場に戻るケースが多いんですが、日本の場合はいろいろな問題があって、約50%くらいの人が離職すると言われています。辞める原因の一つは保育の問題昔は生まれた子供の面倒をみてくれるおじいちゃんやおばあちゃんが家にいたのですが今は核家族と言って別に暮らしていることが多く、(女性)お母さんがほとんど1人で子どもの面倒をみなければならないことがあげられますよね。

女性にとっては子供を育てる(育児)負担はとても大変なことです。本当は仕事をしながら子供を育てていきたいと思っている人も多くいるでしょうが、それはさっき言ったように、簡単にはできないということと、子供が生まれてきてしばらくの間は休みが取れる期間(育児休暇)が認められていても、それをきちんと行っている企業も多いのですが、まだ完全に行われているとは言えないという状況です。また育児がひと段落して、預けられるようになっても、殆どは元の職場に以前の形で戻ることはできません。あとから出てきますが、派遣社員とかパートとかアルバイトという形になってしまいます。

そういった育児の負担とか仕事のことが大変だと思ってしまうと、結婚しても子どもは作らないと決めてしまう夫婦もおられますし、極端な話、結婚もしないと決められている方もおられるようですね。
勿論、ずーと自立したいからという理由で結婚されない方もおられますよ。
そういったことが子どもが減っていることのまづ一つの大きな原因ですね。

続きは次の6回にしましょう。

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歌とか楽曲の作り方とか一般音楽の話とか、今の出来事の話も載せていきたいと思っています。youtubeやtwitterにも連携して載せていくつもりです。
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