#出生率過去最低1.26

2022年の合計特殊出生率が2.26と過去最低を記録した。予想では23年(今年)に1.23で底を打ち24年から回復基調になるという。
そんな大事な時に岸田総理は昨年末に首相公邸で親族と忘年会を開き自身も写真撮影に応じていて、大騒ぎになると「公的なスペースにおいては不適切な行為はなく、問題はなかった」と発言。それならなぜ翔太郎氏を更迭するのか。

こういう大事な時に、そんな暢気な発言をされている方が、一国の大事な判断ができるのかと首をかしげる。
だいたい日本の議員は世襲が多すぎる。小さいころから甘い汁を吸ってきて、何も苦労してない人達が親の権利の跡を継いで議員になっても、庶民の生活を理解しているとはとても思えないから政治に反映されない。イギリスなどは世襲議員は5%にも満たないという。そんな甘い世襲議員が寄り添っての「少子化対策」など期待できないよね。

「#少子化」の最大の原因はみなが将来の世の中に対し不安を持っていて、従って今 『#幸福感』を持てないからであろう。過去何十年も給与が上がらず、物価はじりじりと便乗感も加わって上がっていき、更にコロナの不況感にまみれ急遽上がってきている。今も変わらず派遣をはじめとする「非正規社員」の割合は高く、また中小企業を中心としての残業時間も多く、そのために子育ても相変わらず女性負担に偏っている。

こういう根本的な問題を解決しないと「少子化」解決には絶対に繋がらないのであろう。例えば子どもを育てていく教育費だって、大企業などに努めている人はいいが、そうでない人たちには雇用の不安定さ、低賃金からくる負担が大きいということなんです。
そのために共働きをしたいと思っても、男性の育休制度が進まず共働き・共育てができないんですよ。

そういうことなんですよ。子供手当や保育設備も大事だが、まだ結婚していない若者にとってはそういう雇用問題、収入問題にきちっと国主導で解決をしていかないと、何年たっても若者の将来の不安を「希望」に変えられないんです。
今一番大事なことは、若者の将来に希望を持てる「幸福感」を感じられる世の中にすることです。

首相を筆頭に「異次元の少子化対策」と大上段に構え、いろいろ細かいことを言い出しているが、大事なこの幸福感を感じさせなければいけないということが全く抜けているような気がする。それはものごとをきちんとまじめに考えておらず、目先の選挙対策なんかを考えている世襲議員が多いからなんだと思う.

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