#止まることのない少子化(その9)

バブルがはじけて世の中は不況になり、学校を卒業しても非正規社員として採用され、人によってはずっーと「非正規社員」のままの方もたくさんおられるんですよー。
バブルがはじけて30年くらい経ちましたが、実際、世の中は良くなったのかなー

バブル直後に世の中の景気は落込み、新卒者はなかなか正社員になりづらく、給料も下がりました。


それから何年も経って、景気は持ち直したと言われますが、私たちの生活はよくなったのでしょうか?みんな幸せになっているのでしょうか?

実は新卒者は勿論のこと、一般の家庭においても不況になって以来、給料は上がらず逆に下がっているという傾向にあるんですよ。実際、自分の家庭を振り返っても、どうですか? 結構、家計が苦しくてというおうちも多いんではないんでしょうか?家やマンションを買われたところでは住宅ローンの負担で大変なおうちもあるんではないんでしょうか?子供も大きくなってきて、学校とか塾の費用も増えてきてはいませんかー??

あまり目にしたことはないかもしれませんが、日本の全世帯の年間収入額の中央値というものがあるんです。(平均値ではなく中央値ですから、ちょうど真中の人の収入額です)
なんと今から30年近く前の1994年に比べて2019年では金額で32%も落ちているんですよ。これでは一生懸命夫婦で共働きしても、子供を育てていくのは大変な時代になったということですね。

最近よく聞きますね。日本の子どもの7人に1人は貧しいと言われることを。勿論、シングルマザーという特殊事情の家庭の方もおられますが、これだけ就職事情が悪くて、給料も安ければそういうことにもなるんでしょうね。
子ども自身が貧しさを感じるということ、それほど悲しいことはないですね。コロナの時などは、小学校が休みになると給食がないので、家では昼ごはんが食べられない子がたくさんいたという切ない話をよく聞きました。ひどい話です。胸がしめ付けられました。

次は第10回に行きます。

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歌とか楽曲の作り方とか一般音楽の話とか、今の出来事の話も載せていきたいと思っています。youtubeやtwitterにも連携して載せていくつもりです。
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