#止まることのない少子化(その3)

この前の回に、「子どもの数が毎年少なくなってきてます。」って話をしましたね。それはいったいどういうことなんでしょうか。

戦争が終わって75年以上が過ぎましたね。その間に第1次ベビーブーム、第2次ベビーブームという時期があったんですよね。そういう頃は結構、世の中も明るくなっていて、日本中に活気がみなぎっていて、多くの子供が元気に生まれてきた時代でした。



第1次ベビーブームで生まれた子供たちが大きくなって第2次ベビーブームが起きましたね。
第2次ベビーブームで生まれてきた多くの子供たちが、お父さん、お母さんの歳になったころに第3次ベビーブームが来るだろうと思われてたんですよ。でもそれは来ませんでした。
どうしてでしょうか?

第2次ベビーブームというのは昭和50年(1975年)のちょっと手前のころです。
そのころから、日本の産業はますます栄えていって、どんどんと景気の良い時代になっていき、徐々に過熱していくと過熱しすぎて、昭和の終わりから平成の初めにかけて、空前の超好景気時代と言われるあの「バブル景気」が起きました。

ところが、平成になるとバブルはあっと言う間に弾けてしまい、世の中の不動産や株などの多くの資産の価格も一気に落ち込むと、景気は急に冷え込んで、世の中が不況になってしまったんです。

それ以後、長年に亘って企業の採用も細ってしまい、多くの新規卒業者は就職難という憂き目にあってしまったんですよ。
それと共に、第2次ベビーブームをピークにしてそれからあとは毎年毎年1年間に生まれてくる子どもの数は現在に至るまでずーと減り続けているんですよ。

続きは第4回を見てくださいね。

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