子供が少なくなっていく原因-お母さんの保育負担の大きさ、若い人を始めとしてそれぞれの家庭の苦しい経済問題。でもまだまだあるんですよ。
子どもが保育園とか認定こども園へ通って遊んだりして、小学校へ上がると野球、サッカーなんか覚えて将来の夢を見ますよね。やがて中学校から高校まで進んで、最近の子は大学まで進む子がとても増えました。でもこれはタダで行けるわけではないですよねー。それぞれ保育料とか授業料を払わなければいけませんね。教育費です。
でも、これがまたとても高いんですよ。例えば、幼稚園の期間を3年間だけと低くみても、高校まですべて公立に通って大学も国公立であったとしても1,080万円掛かると見積もられています。そして大学が私立文系であれば1,271万円、理系であれば1,367万円掛かると言われています。途中、中学や高校が私立であればさらに上乗せされるわけです。
これは子供一人の費用ですから二人であれば2倍、三人であれば3倍の費用が掛かってしまうわけですよねー。
外国ではどうなんでしょうね。前に名前が挙がったフランスとスウエーデン。
フランスでは高校までの学費は全額無料で、大学も年間授業料は150ユーロ(約21,500円)。
スウエーデンは大学まですべて授業料は無償だそうです。とても羨ましいですね。フランスとスウエーデンなどは学費だけでなく、それ以外の少子化対策も国を挙げて取り組んできているんですよ。
家族手当にしても、産前産後休暇手当にしてもフランス、スウェーデンなどは日本より厚く、特に父親の育児休暇取得については手厚い制度になっているんですよ。
やはりこういう問題は国と民間を挙げて取り組んでいかないと解決できない問題であると思います。