#シングルマザー

最近は#シングルマザー の方々ことがいろいろ話に上がってきています。少し前まではそんなにも大きな話題ではなかったのですが、子どもの貧困の問題が取り上げられてきてから、何かと母子家庭のことと結びつけられて出てくるようになっていますね。
勿論、母子家庭だからといってもお母さんの手で頑張って子供さんをきちんと育てたり、育てられてきたお母さんもたくさんおられるんですよ。それは本当に大変で立派な事であったと思います。

ただ、今の世の中は#シングルマザー の方にとってはかなり厳しい世の中になっている状況になっていることは間違いないと思います。3年前の数字では母子家庭の方が120万世帯で父子家庭の方19万世帯と父子家庭の数には比べものにならないくらい多いそうです。しかもその母子家庭の数120万世帯の数というのも30年前の1.5倍ぐらいになっているそうです。

シングルマザーになってしまった一番の原因は離婚ということで約80%だそうです。そして残念なことに、かなりの数のシングルマザーの方の家庭が経済問題で追い詰められているのが現状です、勿論そうでない方もおられますが。いま日本では子どもの7人に1人が貧しいと言う話があちこちで何回も出てきてよく耳にします。やはりシングルマザーの方の増加の影響が大きそうですね。

コロナの時よく聞いたのは、小学校が休校になってしまうと、給食がないので昼ごはんが食べられない子がたくさんいるという悲しい話も聞いています。また毎日のご飯もかなり切り詰めているという話もよく聞きます。同じ時代に生まれてきているのに普通に暮らせている子とこういうつらい貧しい子がいるなんて、おかしいと思いませんか。

子どもはたくさんご飯を食べて、元気で遊んだり、勉強したりするのが仕事なんですよ。食べたいものも食べられずに寂しい、つらい思いをしている子供がたくさんいるって本当に本当に許されないことですね。

なんでこんなことになってしまうんだろう。原因はいろいろありますけど母子家庭のおかあさん達は45%くらいの人が正社員ではない非正規雇用者なんです。パートの方もアルバイトの方もいます。給料は正社員と比べれば低いし、福利厚生もないし、ボーナスもないんですよ。母子世帯の平均の年収は250万円位で父子家庭の420万円よりずっと低いんです。離婚した相手から養育費を受け取れている人の割合は25%くらいしかいなくて、金額も平均4万7千円ぐらいなので、そのあとシングルマザーの収入だけでは厳しい現実です。

小さいうちは子供の面倒は全て自分で見なければならないし、世話をしなければいけません。保育園に入れるにしてもお金がかかり、養育費など様々な出費がかさんでしまいます。さらに住宅費も光熱費も食費も大変です。現実本当に大変なんです。

子どもも大きくなるとだんだんお金が掛かるし、2人、3人となるとさらに大変です。ましてや大きくなって塾へ行ったり、進学ともなると本当に厳しいですね。習い事なんかも我慢しなければいけない子どもも出てきますよね。友達なんかもみんな塾へ行っているのに、我慢しなければならないこともあります。

親の貧困は子どもの貧困にもつながり、子どもの成長を阻害してしまう要因ともなります。
そして子どもたちが親になっても貧困から抜け出せないということが続いていくことも多いようです。なんなんでしょうね。ちっとも子供は平等ではないじゃないですか。

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